jognote 楽しく走ってステップアップ講座
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著者紹介
鍋倉賢治
1963年生まれ。1991年 筑波大学大学院博士課程体育科学研究科修了・教育学博士。
現在、筑波大学大学院人間総合科学研究科(体育センター)・准教授 ランニング学会常務理事を務める。専門は健康体力学、マラソン学。
モットーは「楽しく追い込む」。マラソンベスト記録は2時間29分09秒。
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ジョギング・ストローラーで颯爽と!小さな子どもをかかえたパパ、ママランナーの皆さんは、どのようにランニングライフを楽しんでいますか?
手軽なはずのジョギングですが、小さな子どもがいる家庭には、実はやりにくいスポーツなのです。子どもを置いて走りにいくわけにもいかず、テニスなどのように、コート横にベビーカーを置いて楽しむこともできません。
パートナーがランナーでない場合だって、たまの休日に自分だけ走りに行くのも後ろ髪が引かれることでしょう。

新婚旅行先のアメリカで、三輪ベビーカーに子どもを乗せて颯爽と走る女性ランナーを見かけたときの衝撃を忘れられません。
自然で格好良く、子どもができたら絶対欲しいと一目ぼれしました。そして、長男が生まれた5年前、念願のジョギング・ストローラーを購入しました。
僕自身、休日は子どもと少しでも長く一緒にいたかったし、平日の育児疲れの妻をほったらかし、自分だけ走りに行くのも気が引けました。
僕のいない平日に、妻がテクテクとジョグに行きたい時だってジョギング・ストローラーがあれば安心です。何より、大好きなジョグを、子どもをつれて3人で楽しむことができるのです。
子どもは、ぐずっていてもジョギング・ストローラーで走りに行くと泣き止みます。
見えるもの、聞こえるもの、風の気持ちよさ、なんでも話しかけながら走りました。休日の子どもとの大切な触れ合いでもあったように思います。唯一、闇夜に走りに出かけたときは、最後まで泣き続けられましたが・・・。
暑い盛りに気をつけたいのは子どもの脱水。自分以上に子どもの給水は重要です。反対に寒い季節は防寒対策。
走っている人は温かくても、子どもはまともに風を受けています。
レースデビューは富里のスイカマラソン(10km)でした。
1歳半の長男を乗せて、最後尾からスタート。沿道の応援はひときわ大きく、人がばらけてきたところでスピードアップ。抜かれる人も僕たちを見て驚きと微笑みをまじえ必死に食らいつく。
大きなシャチを抱えて走る若者たちに、わが子は「くじら、くじら」と大喜び。シャチのお兄さんたちも必死でした。
途中のスイカは食べられませんでしたが、非常に楽しいレースデビューとなりました。
ジョギング・ストローラーで走っていると、街ゆく多くの人が注目します。ファッショナブルに颯爽と走りましょう。子づれでもジョギングができる、そんなジョグの楽しみ方を知っていただけたら幸いです。
僕が住むつくば市は、遊歩道が整備され、ジョギング・ストローラーには最適な街です。公園も広いし、お店も広々。最近とくにジョギング・ストローラーの数が増えてきたように思いますが、まだまだ本来の機能を生かして走っている方はあまり見かけません。
パパ・ママランナーの皆さん、子どもと一緒に走りに出かけましょう!
(文:鍋倉賢治 イラスト:後藤徳一郎)
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